愛する人と一緒に居られることはとても幸せを感じるし、充実感で満たされます。
本当に人生がバラ色に見えますよね。
でも、いつだって彼氏と呼べる相手がいるわけではありません。
恋人がいるときもあれば、ひとりのときもあります。
ミューカの知り合いに、次から次へと新しい恋人を作る女の子がいます。
彼氏がいない時期がほとんどなくて、「あれ?で、今誰と付き合ってるんだっけ?」なんてまわりの女友達が思わず質問してしまうほど。
好きな人が次々現れるならスゴイことですが、
よーく話を聞いてみると、「本当に好きなのか分からないまま付き合っている」というのです。
それでも、ひとりになるのが淋しいから、少しでも好意を持ってくれた男性と付き合ってしまうのだそうです。
彼女は、いわば「恋愛依存症」です。
彼女が付き合う男性たちも、メンタル面で不安定な人が多く、ある意味で恋愛依存症なのでした。
「ひとりになるのが怖い」という気持ちで誰かといることを選んだ人は、
同じ考えの人を引き付けてしまうのだと思います。
ひとつの恋が終わればすぐ合コンで新たな恋を探す、という人は、
「好きだから、愛してるから」付き合うのではなく、「淋しいから、不安だから、カッコわるいから」という気持ちから彼氏を作っている気がします。
彼氏がいない、という状況は、確かに淋しく感じるかもしれません。
誰だって、出来るなら愛する人と一緒にいたいと思います。
でも「ひとりの時間」というのは、捉え方次第で、楽しく充実したものにすることが出来ます。
彼氏がいるときは、なによりも彼氏と一緒の時間を優先しますよね。
読書をする時間を、カレとのメールに時間を使ったり、習い事をキャンセルしてカレとデートしたり。
自分の趣味や勉強、習い事など「自分だけの時間」をついつい後回しにしがちです。
女友達、男友達と遊ぶ機会だって減ることになります。
彼氏がいない時期というのは、そのような趣味に十分に時間を費やすことができます。
趣味や勉強や習い事は、あなたの魅力に厚みを増します。
すばらしい経験をしたり、あなた独自の考え方が生まれたり、知性が磨かれたりします。
女友達、男友達との付き合いで、新たな発見や、恋人といる以上の楽しさを感じることもできるでしょう。
友達の大切さ、友達がいることの幸福を感じることができる時期でもあります。
ひとりの時間があれば、新しいことに挑戦することもできます。
毎日新聞をじっくり読んでみよう。
花を育ててみよう。
文学作品に触れてみよう。
バレエをはじめてみよう。
裁縫をしてみよう。
このようなことは恋に夢中になってるときはなかなか出来きません。
でも、「ひとりの時間」なら、たっぷり時間を費やすことができます。
モデルや女優など、美貌で仕事をするプロほど、外面だけではなく内面を磨く努力をするそうです。
内面が充実していれば、それが外面の美しさに反映されることを知っているからです。
ひとりの時期というのは、まさしく「内面を磨く」絶好のチャンスなのです。
また、ひとりでいる時間というのは、自分を大切にする時間でもあります。
多くの心理学者は「自分を愛し、自分を大切にする。それが出来てはじめて、人を愛し、人から愛されるようになる」と言います。
自分を大切にできない人は、結局人を純粋な気持ちで愛することができず、また人からも真剣に愛されることはないのだそうです。
「ひとりの時期は、さみしい、つまんない、カッコわるい」・・・なんてネガティブに捉えていては損です。
そのまま次の恋をしたって、何の成長もないままです。
同じような恋愛をして、同じような結末を迎えることになるでしょう。
「ひとりの時期だから、一生懸命自分を磨こう。自分のために時間を使おう」とポジティブに捉えれば、
次の恋は、前回よりもひとまわり成長した恋愛が待っているでしょう。
恋愛の潜伏期間であるとき、あなたがどう過ごしたかが、次の恋愛の質を決めることになります。
この時期をおろそかにしてしまうのは、本当にもったいないことなのです。
あなたが自分を磨けば、磨くだけ、素敵な恋愛が出来きるのですから。
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