「あの子可愛いよね~」
このセリフ、女性が言ってるか、男性が言っているかで大きくニュアンスが違います。
まず女性は何を見て可愛いと感じるのでしょうか?
キティちゃん、カワイイ。
プーさん、カワイイ。
赤ちゃん、カワイイ。
女性は太古から子供を生み、育ててきました。人類が繁栄するために育ててこなければならなかったのです。
子供を育てるということは並大抵な事ではありません。子供が愛しくてたまらないという気持ちがなければ、出来ないことです。
母性本能が女性に備わっているのは、そのためです。
つまり女性は、「赤ちゃん」を感じさせるもの・・・
たとえば、
丸っこいもの
柔らかそうなもの
幼児体系なもの
あどけないもの
を見ると反射的に「かわいい~」となるわけです。
しかし、男性は、そうなりません。
男性の思う「かわいい」とは、文字通り「女の子、女性の可愛らしさ」のことです。
自分の好みだったり、魅力を感じる女性のことを「かわいい」と言います。
たとえば、
女性から見れば、ツンとしている女性A子を男性は「可愛い~」と噂しています。
それを聞いた女性たちは「どこが可愛いの??」と思います。
ツンとしたA子が、幼児的な可愛さには結びつかないからです。
しかし、男性にとってA子は「女性として魅力がある」(=つまりHしたい女性)なわけです。
逆の場合もあります。
「かわいい子紹介してあげようか?」
と女性から言われて、二つ返事をした男性。
かわいい子・・・と聞いて、自分の想像を膨らませます。
その女性に実際に会うと・・・
「かわいい?どこがだ!?」
となる男性。
翌日、紹介した女性が「かわいい子だったでしょ?」
「・・・・」
このように、女性の言う「かわいい」と男性の言う「かわいい」は一致することがあまりないのです。
女性が女性を「かわいい」と言うとき、それは、幼児的であどけなさを感じる女性のことを言っていることがほとんどです。
それが男性が思う「かわいい」となかなか一致しません。
極端な場合、男性から見たら「ブス」と思う女性を、女性はその人の幼児的な部分を見ているので「かわいい」と言います。
ですから女性から頻繁に「かわいい」と言われても、手放しで喜べるものではありません。
なぜなら、女性は「男性の好みそうな女性」のことを「かわいい」などといってチヤホヤしないからです。
むしろ「男性の好みそうな女性」を敬遠し、「かわいくないよね」などと言います。(男性にとってはこれは理解しがたいでしょう)
あなたが、男性から「かわいい」と言われたり、噂されているなら、それは女性としての魅力が十分にある、意識されている、ということです。
これはもう100%自信をもっていいでしょう。
しかし実際のところ、男性は女性ほど「かわいい」を口にはしません。
本人の目の前なら余計です。
そして、先ほども言ったように、男性から人気のある女性を、女性は「かわいい」とはあまり言いません。
つまり、男性から人気があって(男性から見る)かわいい女性は、意外に面と向かって「かわいい」と言われず、自分の魅力に気づかない場合が結構あります。
女性から「かわいい」と言われなくても、気にしなくていいです。
むしろ頻繁に「かわいい」と言われるより、いいかもしれません。
女性の言う「かわいい」より男性の言う「かわいい」のほうが何倍も価値があるとミューカは思います。
男性に「かわいい」と言われたら、それは「あなたが魅力的な女性である」と見られていると思ってよいでしょう。
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