■話題の五日市剛さん
先日、話題沸騰・人気急上昇の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の著者・五日市剛さんの講演に行ってきました。1000人もの人が会場にぎっしり入り、さらに200人近くの人がモニターを見るという大盛況でした。会場には、ベストセラーエッセイストの浅見帆帆子さんもいらっしゃっていました。
■「ツキを呼ぶ魔法の言葉」って?
「ツキを呼ぶ魔法の言葉」というのは、五日市さんの体験談を語ったテープを起こした自費出版の小冊子で書店には売っていません。(マキノ出版ムックのバージョンは書店にあります)クチコミだけで発行部数がこの二年ちょっとで80万部以上(2006,12月現在)と、人から人へとすさまじい勢いで広がっているそうです。この勢いはこれからも増しそうです。
ご本人の五日市さんは、「私はしゃべっただけで、何も書いてないんです。自分が知らない間に勝手に一人歩きしたんです」とユーモアたっぷりにお話していました。大手出版社からの執筆依頼や、韓国映画会社からの映画化(なんとペ・ヨンジュン主演で・・・)のお誘いなどを受けているそうですが、お断りしているそうです。
さて、初めて耳にする方は、「一体『ツキを呼ぶ魔法の言葉』って何なの?」 「五日市さんって何した人なの?」と疑問に思われると思います。ぜひ、今すぐここで知ってください。知らないと損です。
■「ツキを呼ぶ魔法の言葉」との出会い
――旅立ち・逃避行
五日市剛さんが26歳の大学院生だった頃、人間関係で行き詰まりを感じイスラエルと旅立ちました。これが、彼の運命を大きく変える転機となりました。
それまでの彼は人の欠点ばかりが目について、まわりや自分に対して「バカヤロー」とか「コノヤロー」などといった乱暴な言葉や、汚い言葉を使って、欠点を指摘していました。人間関係がうまくいかず、友達もいませんでした。つらくて限界ギリギリのところに立たされ我慢できず旅立ったのでした。
――次々と不幸に襲われる
イスラエルは温暖な気候と聞いていたので半そで短パン姿で空港についた五日市さんはアゼンとしました。その年、なんとイスラエルは数十年ぶりの大寒波で、大雪が降っていたのです。
その後、追い討ちをかけるように、不幸やトラブルが襲いかかりました。お財布をなくし、詐欺に遭い・・・とうとう所持金のほとんどを失ってしまいました。
彼はいつものように「チクショー!」「なんてツイてないんだ!」などと運をののしりました。
汚い安宿を転々としながら、ある港町につきました。
その日の夜は、空いてる宿が見つかりませんでした。あたりがどんどん暗くなってきて、心細くなってきます。この極寒では野宿をするわけにもいきません。
「俺に死ねっていうのか!?」と彼は天に向かって悪態をつきました。
――おばあさんとの出会い
そうやって絶望的な気分で街に佇んでいた彼に、突然おばあさんが話しかけてきました。
「顔色が悪いわね・・・ 私に何かできることはない?」
彼は、宿がないことを伝えました。するとおばあさんは、「私の家に泊まりなさい」と言ってくれました。
五日市さんは、なんだか怪しいし、怖いな・・・と抵抗を感じました。
「もう一度宿を探してそれでもダメだったらお世話になります」ということにして、いったんおばあさんと別れました。
結局、宿が見つからなかった五日市さんは、おばあさんの自宅へ行くことにしました。
心なしか魔女が棲んでいるようなおどろおどろしい雰囲気の家です。
ドキドキしながらインターホンを押すと、待ってましたとばかり間髪いれずドアがあきました。五日市さんは、これにもギョッとしました。
一人暮らしのおばあさんは、見知らぬ異国の青年である五日市さんを歓迎し、温かいスープや食事をご馳走してくれました。
だんだんと五日市さんの心もくつろいできました。
――「魔法の言葉」を伝授
おばあさんは、いろいろ話したあと最後に言いました。
「五日市さん、ツキっていうのは本当にあるのよ。そして簡単に手に入るの」
普段ならこういった話は興味がない五日市さんですが、絶望と不幸の味を嫌と言うほど味わった後でしたから聞く気になりました。
「どうすればいいんですか?」
「”魔法の言葉”を唱えれば誰にでも手に入るのよ」
五日市さんは、長い呪文でも教えてくれるのかと思い期待しました。
が、おばあさんが口にしたのは、
『ありがとう』
『感謝します』
という二つのありふれた言葉だったのです。
五日市さんはガックリしましたが、おばあさんは言葉を続けました。
「嫌なこと、不幸なことがあったら、すぐに『ありがとう』って唱えるの。一時間後でも、次の日でもダメ。なるべくすばやく口にしないといけないのよ。そして、思うだけでなく、実際に口にしなければ魔法は効かないの」
「どうなるんですか?」
「不幸なことが次々と重なるのを断ち切ってくれるのよ。そして、良いことが起こるの」
人は嫌なことが起きると、嫌なことばかり考えてしまい、その思考がまた嫌なことを呼ぶ。
その悪循環を断ち切り、好循環に切り替えるために、「ありがとう」を言うといいのだ。心から思っていなくも構わない、言葉が大事。とおばあさんは話してくれました。
「そして、いいことが起きたら『感謝します』と唱えるのよ。そうしたら、また感謝したくなる現象が起こるのよ」
良い出来事に感謝すると、さらに良い出来事を引き寄せる。
『感謝します』の応用編として、叶えたい願いを口にして「○○になれました、感謝します」というように、実現した気持ちを先取りするように唱えると、叶うと教えてくれました。
「あなたがこの魔法の言葉を忘れずにいたら、これから先の人生がガラリと変わるわ」
日本に帰った五日市さんは、おばあさんに教えてもらった魔法の言葉を実践しました。
それからの彼はまさにツキっぱなしになりました。
工学博士号を取得し、一流企業に就職。理想的な結婚相手にも巡りあう。独立事業も成功。そして現在、企業経営の傍ら、6社の研究顧問を務める研究者で、「書かずして」印税のはいる著名人になっています。
この「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を呼んだ人々から、「営業成績がのびました」「宝くじにあたりました」というようなお礼の手紙が毎日くるそうです。
本当に、この魔法の言葉で、誰でも「ツキを呼べる」のです。
■嫌なとき「ありがとう」
(有り難うって「難が有る」って書きますよね~と五日市さん)
■いいことが起きたとき「感謝します」
■叶えたいときは、先取りして「感謝します」
たとえば・・・
「キレイになれました、感謝します」
「大好きな人と付き合えました、感謝します」
「理想の男性と結婚しました、感謝します」
「モテモテになりました、感謝します」
コツは、何度も繰りかえすこと!
実際に、叶ったときの心地よい感情を、ありありと味わってみてください。繰り返すことで、その感情がますますリアルになってきます。
覚えてますか? 潜在意識は感情に弱いんです。
より強い感情を伴うほど、潜在意識に刻み付けられます。
■汚い言葉は使わない。
汚い言葉を言っていると、言葉と同じ汚い人生になる。
■怒らない。
一呼吸おいて、落ち着いてから話し合う。
ここでご紹介したのは、小冊子のほんの一部です。
ぜひ全部読んでみてください。大切な人にプレゼントするのもいいと思います。
小冊子「ツキを呼ぶ魔法の言葉」~講演筆録~
クチコミだけで80万部以上!100万人以上に読まれているドラマティックで感動の体験談。
価格400円
五日市剛(いつかいちつよし)
昭和39年、岩手県生まれ。
国立宮城高専を卒業後、豊橋技術学大学に編入学。
アメリカのマサチューセッツ工科大に留学。工学博士。
大手企業で新規事業の研究開発に従事した後、独立。
現在は、企業経営の傍ら、6社の研究顧問を務める。

マキノ出版ムック「ツキを呼ぶ魔法の言葉」
五日市さんの体験をマンガで読める。さらに芸能人、有名人のインタビュー、効果のあった人々の体験など。
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