私たちは、心の中に持っているものを現実として体験します。
恐れや心配を心に描けば、それはあらゆる厄介ごとや、難題となってあなたをさらに苦しめるでしょう。
愛や平和を心に描けば、それは確かなものになり、あなたは幸福感で満たされるでしょう。
もう一度いいます。
私たちは、自らの心の中にあるものを、体験するのです。
あなたの持つ想念が、あなたの現実を創り出しています。
このことを真に理解するまでには時間がかかるかもしれません。
それでも、この真実を胸に留めておいてください。
あなたは、あなた自身の力で幸せになれるのです。
そのために必要のことは、あなたの内なる世界…心…を、愛や豊かさ、平和、美、光で満たすことです。
あなたは愛されたい、または愛が必要だと思っているかもしれません。
愛は本当にすばらしいものです。
まさにバラ色のようなエネルギーで、至福といえるような幸福感、安心感、胸いっぱいの溢れる想いを感じさせてくれます。
愛されることも、まず、あなた自身の中に創り出さなければなりません。
「愛されたい」と、愛に飢えた、枯渇した心で愛を外側に求めると、いつまでたっても満たされません。
まず、完全な愛で愛されている自分を、心の中に創り出しましょう。
現実に愛されるようになるためには、はじめに心の中で愛されなければならないからです。
簡単なことです。
イメージの世界で、あなたが完全に愛されていることを想像するだけです。
それでは、あなたが愛され、幸せになるためのイメージを始めてみましょう。
はじめに深呼吸をして、不安や恐れ、心配の感情をすべて吐き出してください。
呼吸を繰り返すにつれて、心身がすがすがしく、浄化された気持ちになってきます。
すっかり浄化されたあなたは、今、白くかがやく光に包まれています。
あなたの目の前に、あなたと同じように、白い光に包まれた人が立っています。
その光はやさしく、心をほぐしてくれるような温かさがあります。
その人は、あなたを慈愛に満ちた瞳で見つめています。
その人は、あなたのすべてを知っています。
あなたの考え、思い、過去の出来事、あなたの今の状況…そして未来さえも知っています。
あなたがつらいとき、悲しいときは側にいてやさしく励ましてくれました。
あなたにうれしいことがあったとき、その人は自分のことのように喜んでくれました。
あなたはその人の存在に気づかなかったかもしれません。
それでも、その人は、ずっとあなたを見守り、あなたが幸せの道を歩めるよう、いつも助けているのです。
その人は、あなたの真の幸福を心から願っています。あなたが、あなたらしく輝いていくことを望んでいます。
白い光に包まれたその人が、ゆっくり近づいてきます。
あなたの光と、その人の光が重なり、光はひとつになりました。
あなたは、その人に抱きしめられます。
すべてが包み込まれたような、安心感に満たされていきます。
胸の奥でなんともいえない温かい感覚が沸き起こってきます。
安心して、完全に身をゆだねていいのです。
あなたは、今まで経験したことのないような、完全な愛を感じています。
あなたのすべてが許され、愛されています。
あなたの存在が喜ばれ、祝福されています。
体の力が抜けて、緊張がほどけていきます。
わたしは、愛されている。
わたしは、愛されていいんだ…。
あなたの思いに、その人は答えます。
あなたは無条件に愛される価値があるのです。
わたしの愛を受け取ってください…。
胸に熱く溢れる想い。これが愛です。
今、あなたは愛のエネルギーを実感しています。
もっと大きな愛を受け取ることを、あなた自身に許してください。
あなたが許しさえすれば、あなたはもっともっと愛されるのです。
ありがとう。
こんなに愛してくれて…感謝します。
あなたは今、完全な愛で満たされている喜びに浸っています。
愛されているという実感、満足感、幸福感、そして感謝の気持ちが、あなたの心の中に宿りました。
あなたは愛されているという思いを、心の中に創り出しました。
そして、それは必ず現実のものになるのです。
あなたの人生に愛を引きつけるために、完全な愛で愛されているイメージを何度も体験してください。
上のイメージにとらわれることなく、あなたの好きなようにイメージしてみてください。
大切なのは、愛されている実感、満足感、幸福感、そして感謝の気持ちを体感することなのです。
「でもこれってただの想像じゃん…」というように、あなたのイメージや想像を過小評価しないでください。”ただの想像”も繰りかえしエネルギーを注ぐことによって、現実という世界に飛び出してくるのです。
あなたが心の中に完全な愛を宿せば、あなたはこの現実で素晴らしい愛を体験することになるでしょう。
愛されるイメージを繰り返すことによって、あなたの毎日が輝きを増すはずです。
愛に満ちたバラ色の日々は、もうあなたのものです。
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