会社にお客さんからクレームがあったときに、社員はどのように対応するでしょうか。
とにかく、クレームを聞く、のだそうです。
「いいえ、決してそんなことはございません」
とは言わず。
「はい、はい、それはごもっともです」
と相手の言葉をいったん受け入れてしまうのです。
そのうちお客さんは、感情が落ち着いてきます。
愚痴をさんざん聞いてもらえて、スッキリしたわけです。
むしろ、愚痴を聞いてくれた会社に対して好意すら持つというのです。
「そんなことはありません」とかたくなにお客さんの言葉を否定していたら、
お客さんの怒りはますます収まることはなかったでしょう。
相手の言葉を聞く、そして、受け入れる。
ということは人間関係を円滑にするうえで、とても大事です。
これは例外なく、恋愛関係でもそうです。
ミューカも含め、女性はおしゃべりが大好きです。
女友達と会って喫茶店でおしゃべり、電話でおしゃべり。
いろんな話題が次から次へとでて話が尽きませんよね。
でも、この調子で男性と会話してしまうと、
男性は辟易してしまいます。
男性は女性には喋ってもらうより、聞いていてもらいたいと思っています。
あなたは話し上手より聞き上手になるべきです。
聞き上手なんてストレスたまるよ~
と思うでしょうか?
でも実際、話すより、聞いてるほうがとても楽です。ストレスもありません。
男性の話を「うんうん、そうだね、へ~、そうなの?」と相槌をうちながら、
笑顔で聞いていればいいのです。
興味を持ちながら、関心を向けながら、聞くのです。
あなたはべつに楽しい話題を提供しなくても、何か話さなきゃいけない、と焦らなくてもいいんです。
彼が喋らなければ、「お仕事大変?」「○○について教えて」
など、仕事や趣味のことなど質問して、それに彼が答るのを聞いていればいいのです。
それだけで男性は「この子といると楽しい」と思ってくれます。
男性のグチもじっくり聞いてあげることができれば、「癒される女」として昇格するはずです。
「癒される女」を男性は放っておきませんよ。
おしゃべりは女友達のまえだけにして、
男性の前ではぜひ聞き上手になってください。
だんだん男性をしゃべりやすくするコツを覚えてきます。
男性の会話に熱ががはいってくるのがわかって「お、調子でてきたな」なんて思っちゃいます。
まあ、そうやって夢中で話してる男性って可愛いですよね(笑)
聞き上手であることと同時に、男性の言葉を肯定的に受け入れましょう。
たとえばデートのとき、
カレが中華を食べようと言い出しました。
でもあなたは、中華を食べたい気分ではありません。
オシャレなイタ飯屋が出来たのを知っていたので、そっちに行きたいと思っています。
「中華にしようよ」
「えー!やだ。イタリアンにしようよ」
と言っては、男性をムッとさせるだけです。
恋愛上手な女性は、こうです。
「中華にしようよ」
「中華かぁ、おいしそうだね。
でも、ちょっとワガママ言ってもいい?この先にオシャレなイタリアンがあるの。わたし一度行って見たかったんだ」
と言えば、ムッとさせるどころか、可愛い女性という印象に映ります。
最初の答えも、今の答えも、結局は「イタリアンがいい」ってことで、まったく同じなのですが
言い方ひとつで、印象が全然変わります。
大切なのは、はじめに肯定することです。
英語ではよくありますね。
「Sounds great! But ・・・」
(それはいいね。でも・・・)
というやつです。
カレと話すときは、この英文をちょっと思い出してみてください(笑)
〔参考図書:好きな人に愛される法則(著・植西聡)〕
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