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彼のプリンセスになる
もし自分が主導権を握っていれば、もっと物事は思うようになるはずだとという
子供っぽい考えを持つ女性は多い。

――ローラ・ドイル(「賢い女は男を立てる」)



彼は、あなたの戦うべき相手でもないし、ライバルでも戦友でも、あなたの馬でもありません。
彼は大切な者を守る「騎士」であり、あなたはかよわく庇護を必要とする「お姫様」なのです。
あなたが「お姫様」に徹すれば、彼は忠誠を尽くしてくれます。

これは童話の世界のお話ではありません。
現実にそうなのです。

彼とうまくいっていないと思う人は、もしかしたら「お姫様」でなく「戦友」やひょっとしたら
「指導者」になろうとしてたかもしれません。

あなたが、思い切って彼にリードを譲り、彼を完全に信頼する姿勢でいれば、
あなたは彼にもっと愛されることになります。

社交ダンスのようなものです。
女性は男性のリードに身を任せ、信頼することで、自分を自立させます。
男性は、引き立て役になって、女性の才能を引き出します。
でも、もしお互いが同時にリードしようとしたらどうなるでしょう?
二人とも別々の方向へひっぱって、足につまづきバラバラになってしまうでしょう。
自分がリードすることが自由になることではないのです。
リードされることで、かえって自由になれるのです。

「でも・・・」
なんとなくスッキリしない気持ちだろうと思います。

たとえ愛する人でも、自分のすべてを委ねて、相手に従うことは、不安で、怖いと感じるかもしれません。
自分が「みじめな女」や「奴隷」になってしまいそうで、
自分の人生がとんでもない方向にいってしまいそうで、恐ろしいかもしれません。

ミューカもその気持ちはとてもわかります!

でも安心してください。ミューカがお約束します。
あなたは「みじめな女」や「奴隷」になるどころか、
彼の「お姫様」になれます。

いい加減に扱われるどころか、まるで極上の女に接するように扱われます。
これが不思議なところです。

相手をコントロールしようとしても、関係がギクシャクし、あなたは川の流れにさからって向かっているようにエネルギーを消費します。
でも、あなたが彼を完全に信頼し、すべてを彼にゆだねることができたら、
川の流れにそって優雅に進むことができます。


あなたが彼のリードのままに従うということは、
決して彼に屈しているとか、負けている、ということではありません。


男性と女性、全く異なった存在を同じ土俵に入れて考えること自体、本当はおかしいことです。

サッカー選手とシンクロの選手が、同じ競技で戦ってどちらが優れているかなんて決められません。

サッカー選手には、サッカーがあり、そこが戦いの場です。
シンクロ選手には、シンクロがあり、そこが戦いの場です。

どうか、男性を戦う相手だとは思わないでください。


男性には男性の得意分野があり、女性には女性の得意分野があります。
私たちは男性に対抗しようとしたり、男性に近づこうとしなくていいのです。
(女性は愛情や憧れの対象に同化したいと思う性質があり、よって多くの女性が「男」のようになりたいと無意識で思いがちです)


シンクロの選手になれる素質があるあなたが、泳ぐことを二の次にして、サッカーの練習をはじめるのは、あなたのもっている才能や適性を伸ばすチャンスを台無しにしていると思いませんか?

私たちはどう頑張っても男性にはなれないし、男性の能力をそのまま持つこともできません。

サッカー選手のサッカーの能力を、シンクロ選手が認める。
シンクロ選手のシンクロの能力を、サッカー選手が認める。

それぞれが、お互いの分野で能力をだして、お互いがそれを認める。

それが最高の関係です。

男性が、男の能力を、
女性が、女の能力を、
最大限に生かすことができたら、

私たちは自然にお互い尊敬し、認め合うのです。

男性は自分のことを尊敬してくれる女性を愛します。

自然はそのように作られています。
男女の調和した形なのです。


多くの女性は、男性にリードされるより、自分がリードすることを選んでいるように思えます。
そのように女性が男性の役割をすれば、男性は自分が男らしくする必要はなくなり、だんだんと女性化していきます。
女性化した男性は、仕事に対しての姿勢も弱気になります。
いつもあなたの意見やアドバイスを求めるようになるでしょう。

いくらあなたが彼にガミガミいったり、あなたが望むような男性に変えるようリードしたところで、「自立した才能のある男らしい男性」には、ならないのです。

多くの女性が、これを知らないで、男性を奮い立たせるためと、あれこれ意見をいったりアドバイスをします。
でも男性を奮い立たせるには、それではだめなんです。

男性を何よりやる気にさせるのは、信頼と尊敬と愛情なのです。
それにまず気づいてください。


彼との関係を最善のものにしたいなら、
これは「彼との戦い」ではなく「自分自身の戦い」なんだと心に刻み付けてください。

戦う相手は、他ではなく「あなた」です。

「こうしたほうがいいんじゃない?」
「なんでこうしないの?」

すべては、
そんなふうに彼に何かを求めたくなったり、支配したくなる自分自身の誘惑の声に、あなたが負けないでいられるかどうかにかかっています。


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